やさしい株の始め方

株の初心者に信用取引の仕組みをわかりやすく解説!

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中身を理解する

株の初心者の方は「信用取引って聞いたことあるけど、どんな取引するんだろう?」と疑問を持ってみえる方も多いと思います。

株取引には実際現物取引と信用取引の二つの種類の取引があり、投資家たちはこれを使い分けて取引しています。

現物取引・信用取引とは?

現物取引:自分の持っているだけの資金(現物)で、株を買い付ける取引

信用取引:証券会社からお金、または株を借りて株式を売買する取引

二つの取引の違いや概要はこの記事を参考にしてみてください♪

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ヨシノ
因みに私は日々の取引は全て信用取引で、長期間の投資は現物取引しているよ
じゃあ私もヨシノさんと一緒の信用取引で始めまーす♪
メイ
ヨシノ
ちょっと待って!実は信用取引は誰でも取り扱えるわけではないんだ

 

現物取引より複雑な信用取引の細かい仕組みを初心者の方でもわかるように徹底解説していきます!

信用取引の利用条件

信用取引利用条件

信用取引は証券会社より資金や株を借りて取引するため、誰でも利用できるわけではありません。

各証券会社ごとに基準を定め、信用取引を行う前に審査を行います。そこで審査基準を満たした人が信用取引を行うことが出来るようになっています。

 

ヨシノ
信用取引は投資家と証券会社の間で貸し借りが発生する取引なので審査があるんだ
じゃあ私みたいな初心者は絶対審査に落ちてしまうね
メイ
ヨシノ
審査の基準を細かく見ていきましょう

 

各証券会社共通している信用取引不可の条件は以下になります。

年齢条件:未成年は不可、上限は75~80歳以上は申し込み不可が多い

投資経験:一定の株式投資経験がないと申し込み不可

職業:金融商品仲介業に従事、営んでいると申し込み不可

証券口座の有無:各証券会社で口座を持っていないと申し込み不可

金融資産状況:金融資産が全くないと申し込み不可

上記の条件に一つでも当てはまっている人は信用取引ができないので注意してください。

年齢条件

まず年齢条件ですが、貸借取引となることから未成年は信用取引はできなくなっています。もちろん赤ちゃんはダメです(笑)

また高齢者保護の観点から年齢の上限を設けている証券会社が殆どです。

年齢制限

しかし投資経験によっては取引可能な場合もあるので、詳しくは取り扱いの証券会社にお尋ねください。

投資経験

投資経験の有無も審査の基準の一つとなってきます。全く株式投資の経験が無い方は現物取引はできますが、信用取引の申し込みはできません。

投資経験の有無

ではどれくらいの現物取引経験があるといいかというと、各証券会社により異なりますが「半年~1年くらい」は必要になると思われます。

もちろん信用取引を申し込む証券会社とは別の証券会社で投資経験があればOKです。

楽天証券では1年以上投資経験があるけど、今回審査を申し込むSBI証券では投資経験がない

楽天証券でも未経験だし、SBI証券でも未経験

職業

職業によっては信用取引が制限されている職業があります。金融商品仲介業務に従事していると信用取引はできません。

職業

業務上知りえた情報で株価操縦などをする恐れがあるため法律で禁止されています。お勤めのご職業が該当しないかしっかり確認しましょう。

証券口座の有無

当たり前のことですが、取引する証券会社で証券口座を開設していないと信用取引の申し込みはできません。

証券口座の有無

信用取引の申し込みをする証券会社とは別の証券会社で証券口座を持っていても申し込みはできないので注意してください。

証券口座の開設は無料なので是非証券口座を作りましょう。

金融資産状況

金融資産に関しては100万以上と明記しているところもあればしていないところもあります。金融資産0の人は信用取引の申し込みはできません。

金融資産

後ほど説明しますが、信用取引には30万円以上の保証金が必要になります。なので余裕資金が30万以下の方は信用取引を控えましょう。

 

ヨシノ
他にも細かい部分はありますが、上記5つをクリアしていれば信用取引デビューできる可能性が高くなります
ガーン、じゃあ私は当分信用取引は無理だね
メイ
ヨシノ
普通の現物取引だけでも十分利益は見込めるからそこで経験を積んでから申し込もう

 

信用取引の審査を通過していよいよ信用取引デビュー!

ちょっと待ってください、取引を始める前に信用取引特有の仕組みを理解しましょう。

信用取引の保証金

信用取引の保証金

信用取引を行うには最低条件があります。それが保証金30万以上の入金です。専門用語でいうと委託保証金といいます。保証金を30万以上入金しないと信用取引ができないので注意してください。

しかし難しく考えることはありません。ただ証券口座に30万入金するだけです。ジャングルに入るためにトラに30万円を預ければいいだけです。

しかし重要なのは信用取引を開始した後です。

 

ヨシノ
信用取引自体は30万円の入金をすれば開始することが可能だよ
じゃあ取引した後に注意しないといけないことってなに??
メイ
ヨシノ
取引を開始してすぐ儲かればいいんだけど、最初から損をしてしまったときに問題が発生するんだ

 

最初に預けた保証金を利用して取引した場合、仮に株価が下がって損をすると保証金がどんどん減っていってしまいます。

一度始めるときに保証金を入金すればいいのではなく、保証金維持率といってある一定の金額を維持しないと信用取引をできなくなってしまいます

なので取引を継続できるよう一定の金額を下回ると証券会社より、追加でお金を入金してほしいという依頼があります。これが「追証」(おいしょう)です。

追証とは?

保証金維持率が低下し、証券会社が投資家に対して追加で保証金を入金するよう指示すること

仮にあなたが50万円の保証金を入金して信用取引しているとします。

ヨシノ商店の株を保証金の3倍の150万枠一杯で購入します。しかし購入後株価は下落し、150万は80万まで目減りしてしまいました。

もともと自己資金の3倍の取引をしているので、自己資金がどれくらい減っているかというと…

時価80万÷3=26.6万円

保証金:50万➡26.6万円

保証金維持率は証券会社によって違うので今回は楽天証券で解説していきます。

楽天証券の保証金維持率は20%なので、最初の取引額150万に対して20%以上の保証金がないといけません。

150万の20%は30万なので26.6万円では保証金が足らないことになります。そうなると追証が発生し、証券会社より翌々営業日の12:00までに不足金を入れるように指示を受けてしまいます。

追証説明

もしこの不足金を指定の時刻までに払えないと、どんなに損をしていても証券会社に強制的に売却されてしまいます。

難しい話なのでカジノの例でわかりやすく説明しましょう。

 

一攫千金を狙ってカジノに(株式市場)に入るために入口で50万を預けます。すると150万円分の金貨を渡されます。

このカジノにはルールがあり金貨が減ってきて、お金に換金したときの価値が最初の150万の20%以下になると新たにお金(追証)を持ってこないと強制退場させられます。

カジノの例

この説明もちょっと難しいな…という方は次の計算式で大体の追証になる金額の目安を計算してみてください。

保証金×(保証金維持率×3)

これ以下になったら追証になる可能性が高いと覚えてください。今回のケースだと…

保証金:50万

保証金維持率:20%

追証発生ライン:50万×(20%×3)=30万

保証金を追加で入れないといけなくならないためにも、信用取引するときは資金の最高の3倍の取引をするのではなく、多くても2倍までの金額で取引するように心がけましょう。

無理な3倍取引をしたり、値動きが荒い銘柄に投資しない限り追証になることはほとんどないと思います。

信用取引にかかるコスト

信用取引コスト

信用取引を利用する上で忘れてはいけないのがこのコストレンジャー達です。

まず株式投資をするときは、どの銘柄でも買う時と売る時に証券会社に手数料がかかります。

更に信用取引の場合金利、貸株料、逆日歩(ぎゃくひぶ)というコストがかかってくることがあります。

 

ヨシノ
信用取引は証券会社からお金や株を借りる取引なのでそこにコストがかかる可能性があるんだ
いったいどれくらいかかるんだろう…高額なのは辛いよね
メイ
ヨシノ
安心してください、みなさんがコストで悩まないようにしっかり説明していくよ

 

私は現在毎日取引をしていますが、金利も貸株料も逆日歩(ぎゃくひぶ)もすべて0円で取引しています。後ほどその方法もご説明します。

まず、三つのコストを説明する前に現物取引を含めてすべての株取引にかかってくる手数料から説明していきます。

取引手数料

取引手数料は株を買う時と売る時の両方で証券会社に支払う手数料のことです。

手数料説明

株はもともと証券取引所というところで取引されています。しかし投資家は直接証券取引所と取引をしていません。

証券会社を通して取引を行っています。なので投資家は証券取引所の仲介をしている証券会社への仲介手数料を支払うことになります。

そもそも株とは何かを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

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2009年10月に株式売買手数料が自由化になり、当時は一回の取引で数千円を支払うのが普通でしたが、今では各証券会社が競い合うことで手数料が大幅に安くなっています。

特にネット証券会社は非常に安く、取引の条件によっては手数料0円にしている証券会社もあります。

手数料の詳しい比較については別の記事で詳しく書きますが、私は楽天証券で毎日手数料0円で取引しています。

では次に信用取引のみに発生するコストについて説明をしていきます。

金利と貸株料

ここでおさらいですが、信用取引はどのような取引だったでしょうか?

信用取引とは証券会社より資金や株を借りて行う取引でした。なので何か借りるときにはお金が発生します。

それが「金利」と「貸株料」です。

 

ヨシノ
株以外の世界でもそうですが、物を借りるときには必ず代償が付きまといます。株の場合それが金利と貸株料です
じゃあ信用取引をすると手数料と金利と貸株料の三つのコストがかかるってこと?
メイ
ヨシノ
いいえ、すべてがかかってくるわけではありません。詳しく見ていきましょう

 

信用取引には株価が上がって利益が出る「買い」と株価が下がって利益が出る「空売り」があると下記の記事で紹介しました。

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買いという取引に対してかかるコストが「金利」で、空売りという取引に対してかかるコストが「貸株料」になります。一つづつ詳しく見ていきましょう。

金利

信用取引での買い取引とは、通常の現物取引と変わらず株を買うだけなのでやっていることは何ら変わりません。

しかし自分の資金以上の取引をするために証券会社からお金を借りているのでそこに貸出金利が発生します。

金利説明

銀行でお金を借りるときに利息を払わなければいけないのと全く同じことです。利息は日割りにて計算されます。

例えばヨシノ商店の株が1000円の時に1000株購入したとしましょう。金利は2.5%です。

ヨシノ商店株価:1000円

購入株数:1000株

貸出金利:(1000円×1000株)×2.5%=25,000円

一年で25,000円の貸株料が発生します。仮にこれを10日間保有し売却したとしましょう。

25,000円×(10÷365)=684円

なので貸出金利2.5%でヨシノ商店の株を1000株保有した場合の金利は684円かかることになります。

貸出金利はもちろんどの株を買っても同じ金額かかってきます。

貸株料

信用取引での空売り取引とは、証券会社から借りた株を売って安く買い戻すことでその差額が利益になる取引でした。

この空売り取引の場合は、証券会社からお金ではなく株を借りるため、株のレンタル料(貸株料)がかかってきます。

貸株料説明

名前は貸株料と金利で違いますが、考え方は一緒です。貸株料とは株を借りるための金利のようなものです。

金利と同様で、貸株を保有していた日数分日割り計算で貸株料がかかってきます。

もちろん私は金利も貸株料も0円で取引を毎日しています。

逆日歩

逆日歩(ぎゃくひぶ)とは信用取引で「空売り」を行っている投資家に対して発生するコストです。

空売りは証券会社から貸株を借りて取引していることは説明しました。決算が悪かったり、不祥事を起こすと株価は急落することがあります。

そうすると投資家達は我先にと「空売り」をするために証券会社から株を借ります。あまりに空売りしたい人が多いと貸せる株は無くなってしまうので、証券会社は外部から不足した株を借ります。

もちろん証券会社も外部から株を借りるのにタダで借りるわけではなく、お金を払って借りてきます。

逆日歩説明

証券会社が外部から借りるためにコストがかかっているのでそれを「空売り」したい投資家に負担させるのが逆日歩(ぎゃくひぶ)です。

わかりやすく説明するためにビデオレンタルショップを例に出します。

ある映画が爆発的に人気が出て(株価が急落して)、消費者(投資家)がレンタルショップ(証券会社)に押し寄せました。

もちろん数が足りないのでレンタルショップ(証券会社)は他のショップ(銀行などの機関投資家)に頼み、有料でそのDVD(株)を借りました。

そして消費者にかかった分のお金を上乗せしてレンタル(貸株)しました。

逆日歩はこんなイメージです。

因みに信用取引には制度信用取引と一般信用取引がありますが逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生するのは制度信用取引のみなので一般信用取引なら発生する心配は全くないので覚えておいてください。

制度信用と一般信用の違いはこちらの記事で説明しています。

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コストがかからない取引方法

取引コスト

最初にもお話ししましたが、私は今までお話しししてきたコストをすべて0円で取引を毎日しています。

「そんなうまい話があるの?」とみなさん思ったでしょう。条件さえそろえばしっかり実現します。

 

ヨシノ
私は毎日かかってくるコストが嫌で、最初からコストがかからないやり方を前提にルールを作っていったよ
確かに取引のたびにかかるからもちろんかからないに越したことはないよね~
メイ
ヨシノ
私がいつも取引しているその条件をこれからお伝えしていきます

 

投資家ヨシノの取引条件

私が全てのコスト0円で取引している条件はとても簡単で以下の通りです。

取引証券会社:楽天証券

取引種類:一般信用取引のいちにち信用取引

取引金額:100万以上

以上です。この条件であればコストは1円もかかりません。

これは私の実際この条件で取引した際の取引明細画像です。この時は「空売り」で500株保有していました。

取引明細

本来手数料や金利などがかかっていると、実現損益から差し引かれますが…

空売り単価18,145円ー買戻単価18,125円=20円×500株=10,000円

儲かった金額が10,000円で実現損益も10,000円なので何も引かれておらず、コストが0円なのが分かります。

もし同じ取引を現物取引で行うと、毎日手数料が2000円近くかかります。仮に一年に240日取引するとすると…

2000円×240日=480,000円のコストがかかることになります。

なので一年に480,000円以上利益を出さないと赤字になるということです。月5万のお小遣いが欲しくて株を始めたのに全て手数料に消えてしまったら悲しいですよね。

なので、いかに手数料が昔より安くなったとはいえこの違いは大きいと私は思います。

証券会社の比較は別の記事でやりますが、楽天証券はネット証券会社の代表的な証券会社で、手数料や取引条件が非常に優れており取引ツールも使いやすいので私は愛用しています♪

その中でも一般信用取引のいちにち信用取引はコストが安くて最高です!

楽天証券【いちにち信用】
手数料 0円
金利 0%(100万以上の取引の場合)
貸株料 0%(100万以上の取引の場合)
逆日歩 一般信用なのでなし

ではいちにち信用取引とは何?ということですが、名前の通りで「取引をいちにちで完結させる信用取引」のことです。

要するに取引した日に手仕舞いする取引ということです。なので次の日に持ち越すことはできません。

もし間違えて次の日に持ち越してしまうと別途高額な手数料がとられるので注意してください!必ずその日中に決済しましょう。

なのでまとめると…

現物取引ではなく信用取引で、一日で決済する信用取引の「いちにち信用」使って一回100万円以上の取引をすれば手数料は無料

私はもともとルールで「絶対次の日に持ち越しをしない」と決めているのでとても有効な取引ができています。

しかしもっと長い期間で取引したい方や、一度の取引が100万円を超えない方は手数料がかかってきてしまうので別のコストの安い取引をおすすめします。

私のように日々決済していて100万円以上の取引をする方は是非お試しください♪

まとめ

この講義のポイント

信用取引を始めるには年齢条件などの審査がある

信用取引を始めるには30万以上の保証金が必要である

信用取引には金利、貸株料、逆日歩などの独自のコストがかかる

楽天証券のいちいち信用を利用すればコストは発生しない

 

ヨシノ
非常に長くなりましたが、信用取引を知ることで得られる恩恵は非常に大きく、これからの投資家生活でとても大切なことです!何度も目を通して理解しましょう♪
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