株式投資の基礎知識

株初心者必見!ルールの作り方を基礎からわかりやすく解説

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ルール

最近みなさんからよく聞かれる質問があります。

「ヨシノさんはどのようにルールを決めていますか?」

確かに私は自己ルールを確立していて、それに従って機械のようにトレードしています。

このルールを作るのに多くの検証を長い間行ってきました。

私はルールを作るときに必ずやり方を決めています。

その方法をわかりやすく説明していきます。

 

ヨシノ
投資初心者にとって取引ルールを作ることはとっても大切なことだよ。私も自分のルールを確立し淡々と毎日トレードしています
よく本にも自分のルールを作りなさいって書いてあるけど、具体的に初心者はまず何をすればいいの?
メイ
ヨシノ
最初からいきなりトレードをせずに、まず自己分析から始めましょう

 

自己分析

自己分析

株式投資になぜ自己分析がいるの?と不思議に思われた方多いと思います。

しかしこの自己分析を最初にすることで自分に合ったルールを作ることができるようになります。

 

ヨシノ
ルールと言っても人によってやり方は様々でどれが正解ということはないんだ
確かにネットを見ていてもみんな違うルールを持ってるみたいだね
メイ
ヨシノ
もちろんルールの質も大事だけど、それ以上にそのルールが自分という人間に合っているかを考える必要があるんだ

 

まずはあなたという人間がどんな性格でどんな生活をしている人間なのかを書けるだけ書き出してみましょう。

例えば私だと

「個人投資家、二児のパパ、臆病な性格、石橋を叩いて渡らないと気が済まない、変化が嫌いetc…」

書き出したらきりがないほど出てくると思います。その中で自分の株式投資に対して影響を与えそうなものをピックアップします。

私の場合「個人投資家」「臆病な性格」「石橋を叩いて渡らないと気が済まない」などが影響を与えそうです。

個人投資家=毎月投資で家族を養うだけのお金を稼がないといけない

臆病な性格=あまり浮き沈みの激しい銘柄は向かない

橋を叩いて渡らないと気が済まない=検証に検証を重ねたうえで更に小額投資から始めたほうがいい

上記を踏まえて具体的なルール作りの前にどんなルールにしなければいけないかを明確にします。

利益目標=家族が養えるお金(月40万)

取引銘柄=浮き沈みの激しくない安定した銘柄

石橋を叩いて渡らないと気が済まない=検証に多くの時間をかけ、取引金額も自己資金の半分以下で取引する

私は最初これを全くやらずに、自分に全くあっていない浮き沈みの激しい銘柄で大きな損失を被りました。

もちろんほとんど検証もせず、自己資金ほぼ全額で取引していました。

臆病な自分のメンタルが持つわけもなく夜寝れない日や、必要以上に損失を拡大させることになってしまいました。

 

ヨシノ
私の作るルールはとても堅実だけど、退屈だと思う人もいると思うよ
なるほど、私の場合はおっちょこちょいで勘違いが多いから落ち着いたヨシノさんの取引が合いそう
メイ
ヨシノ
取引を始める前に自分という人間を見つめなおしてみて、自分はどんな性格の人間なのかを今一度確認してからルール作りをしましょう

 

売り買いのルール

ルール作り

みなさん売買ルールを作るのに試行錯誤されていると思います。いわゆる「いつ買っていつ売るのか?」というルールです。

投資家は色々な指標や過去のデータなどを使って今買うべきかを日々模索しています。

もちろんここで買うのが正解というものは絶対にありません。

しかし検証した結果条件のいいポイントで買うのはとても優位性があります。

 

ヨシノ
私はもちろん買うタイミングのルールをしっかり持っています
ヨシノさんはそのルールをどうやって見つけたの?
メイ
ヨシノ
いくつも仮説を立てて、それに対して過去の株価で検証を重ねて一番利益率が良いものをルールとしているんだ

 

では私が実際どんな検証をしているのか説明していきます。

例えば次のような仮説をたてます。

トヨタの株を毎日朝一に買って、夕方市場が閉まるときに売ったら一年間でトータル損益がどれくらいになるのか?

検証してみた結果、勝率40%で、損益が-10万だったとします。しかしこれではトータル収支がマイナスなのでいいルールとは言えません。

そこでここに追加ルールをつけてみます。

トヨタの株を前日株価がプラスだった時のみ朝一で買って、夕方市場が閉まるときに売る

検証してみた結果、勝率55%で、損益が+15万でした。

「前日の株価がプラスだったら」という追加ルールを作ったことでより優位性のあるルールになっています。

この取引であれば前日の夜にトヨタの株価をみてプラスだったら次の日の朝一で注文し、市場が閉まるときに売るだけです。

このルールであれば恐らく取引時間は僅か10分程でしょう。かなりコストパフォーマンスがいいと言えます。

これはあくまで例ですが、このように買う時と売る時のルールを決めて過去のデータで検証をしてみる。

そこにルールを追加して、少しづつ通算損益が上がるように調整していくを繰り返し行います。

そうすることで自分だけの独自のルールを作ることが可能です。

 

ヨシノ
私のルールも非常にシンプルで、決められた銘柄を毎日決まったルールで売り買いしているだけなんです
そうなんだ!それで毎月儲かってるなんて凄いね
メイ
ヨシノ
絶対もうかるとは言えませんが、裏付けのあるルールをしっかり決めることでぶれない取引ができるようになります

 

売買ルールを作ったらすぐに取引を始めたくなりますが、その前に必ず次の三つを確認してから取引をしなければいけません。

ルールは絶対に破らない

絶対守るルール

ルールは作る以上必ず守れるルールでなければいけません。

人間は非常に弱い生き物なので、自分の不利な状況に置かれると、自分の決めたルールを都合のいいように曲げようとします

「今日はちょっと相場の雰囲気がよくないから・・・」「昨日はプラスだったしマイナスでもいいや」

など勝手に決めたルールを変えることは絶対にしてはいけません。

ルールを追加して検証した結果、もっとパフォーマンスが良くなったので追加ルールを採用する。これはOKです。

実際ルールを使って取引したらちょっと利益がでたのでルールを無視して利益を確定した。これはNGです。

一見利益が出ているのでいいと思いがちですが、これは絶対にダメです。

自分で優位性を確認したルールなのにそれを勝手に破ることで、それは常習化してしまうからです。

 

ヨシノ
私もそうだったけど、最初の頃は自分で決めたルールをよく破っていたよ
一回破ると不安になるたびにルールを無視してしまいそうだね
メイ
ヨシノ
ルールを作った瞬間は、絶対守るって思うんだけど、実際に損得が出てくると人間冷静じゃなくなっちゃうんだ

 

例えばあなたが損失が5万を超えたら損切(損を確定させること)すると決めていたとします。

 

あなたの保有していたA銘柄が買ってから下がり続け-5万まできたので、ルール通り損切しました。

しかしあなたが損切した瞬間一気に上昇し、自分の買った値段を超えてプラスになりました。

それを何度も経験しました。そうすると人間はこう考えます。

もう少し我慢すれば損をプラスに変えられる

そしてルールを破り-5万になっても損切をしなくなります。これは絶対にしてはいけません。

-5万で損切できない人は-10万でも-20万でも損切できなくなります。

今回の例は-5万という金額設定が問題なのではありません。

いつも-5万円になってしまう購入ポイント、すなわち買う時が問題なのです。

 

ヨシノ
自分の都合のいいように破ってしまうルールは絶対長続きしないので要注意だよ
確かにルールを破って更に状況が悪化したら、何も信じられなくなりそう
メイ
ヨシノ
ルールを少しづつ改良していくのはとてもいいことだけど、破るという行為は絶対してはいけないよ

 

あなたはルールを破ったことはないですか?あるなら今すぐそのルールを今一度見直しましょう。

複雑化しない

混乱

初心者の方でとても複雑で素晴らしいルールを作っている方がいます。

しかし残念ながらこれはお勧めできません。

 

ヨシノ
ルールが多ければいいという問題ではないのでそこは注意してね
でも多ければより厳密になっていくんじゃないの?
メイ
ヨシノ
確かに厳密にはなるけど、投資初心者の方がそのルールをすべて把握できるかが疑問だよ

 

仮にあなたが新入社員だとして、A先輩とB先輩から挨拶の仕方を教えてもらうとします。

A先輩「お前は新人だからとにかく明るく笑顔で挨拶するんだ。ちゃんと一言会話することも忘れるなよ」

B先輩「お辞儀の角度は45で、笑顔は頬笑み程度、頭を下げたら5秒数えてあげること、声は大きすぎず小さすぎずだ。ご年配の方は話しかけたほうがいいが、若い方は無理に話しかけなくていい、○○さんは気難しい方だから気をつけろよ・・・・」

いざ現場に立って新人のあなたがこんなに一気にすべてできますか?かなり難しいですよね。

株の世界も同じです。1分1秒せわしなく動いているのにルールが複雑すぎると、いざ本番になったときにどのルールが何だったのかわからなくなります。

中には厳密なルールを作ることで満足してしまっている投資家もいます。

ルールはあなたの資産を守るために存在します。まずは必ず守れる簡易的なルールから順番に実践していきましょう。

長期的に優位性があるルール

長期的優位性

ルールを作るときにみなさんが勘違いしていることがあります。

「私はルールを確立して勝率80%を目指します!」

以前SNSでこんな発言をしていた方がいました。確かに勝率80%はすごいことだと思います。

しかし残念ながら勝率はあまり関係ありません。そして勝率80%は長期的に見てかなり厳しいと思ってください。

 

ヨシノ
ルールを作るときに意識してほしいのは長期的に優位性があるかどうかを重要視して欲しいんだ
長期的に?短期的に優位性があるものはダメなの?
メイ
ヨシノ
株の世界は短期的に良くても、長期的にみると負けてしまうことが多いからなんだ

 

では長期的に優位性があるとはどういうことかをわかりやすく説明していきます。

例えばピン芸人のAさんとBさんがいたとします。

Aさんはとても面白い一発ギャグを思いつき、一年ほどテレビでは見ない日がないほど活躍していました。しかしその後新しいネタも思いつかず、いつの間にか芸能界から姿が消えてしまいました。

一方BさんはAさんほど爆発的な人気はありませんでしたが、漫才がとても面白くネタも次々と考えつくので今でも安定的にテレビで見かける人気者になっています。

株でいうとAさんは今の相場にたまたまマッチしていただけで長期的には全く優位性のないルールだったことがわかります。

一方Bさんは短期的に爆発的な利益を上げないけど、長期的に利益を上げ続けているルールということです。

なのでルールを作るときは必ず短期的に検証するのではなく、長期的最低でも半年分くらいの検証は必要になってきます。

一か月で勝率80%あったとしても、半年で見てみたら30%くらいしかないようなルールはいいルールではありません。

株の世界で勝率はどんなにうまい人でも60%前後だと言われています。

そして勝率は仮に80%あったとしてもあまり意味はありません。

4勝1敗=80%の勝率ですが、4勝の利益が400円で1敗の損失が1000円ではトータル負けています。

2勝2敗=50%の勝率ですが、2勝の利益が1000円で2敗の損失が200円ではトータルで買っています。

 

ヨシノ
株において大切なのは勝率ではなく長期的に見てトータル損益がどれだけプラスになるかが最重要になるよ
なるほど、短期的にいいものばかりをルールにしてもダメだってことだね
メイ
ヨシノ
まさにその通り!自分で取り入れたルールを検証して、長期的な優位性があれば採用して改善していく。ルールはこれの繰り返しなんだ

 

初心者の方の中には、ネット上に書いてあるルールをすべて真似して取引している人もいますが、論外です。

参考にする程度ならいいですが、そのルールが自分に合うかどうかは全く分かりません。

仮にルールとして採用するとしてもしっかり検証し、長期的に優位性があるかを確認してから自己ルールに取り入れましょう。

みなさんは一発屋のピン芸人ではなく、コンスタントに笑いの取れるピン芸人になりましょう。

まとめ

この講義のポイント

☑ルールを考える前に必ず自己分析し自分がどんな人間なのかを知る

☑ルールを作るときは過去のデータで検証し利益率のいいルールを作ろう

☑ルールは自分の勝手な都合で破ってはいけない

☑ルールはあまり複雑化してはいけない(厳重にして満足するのは論外)

☑短期的ではなく長期的に優位性のあるルール作りを心掛ける

ヨシノ
ルール作りは非常に奥が深いですが、とても大切な作業なのでゆっくり優位性の高いルールを作っていきましょう
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